AFM&野菜ソムリエプロ福島玲子の今月の野菜

ブドウ

 
世界に10000品種あると言われているブドウ。日本では、50~60品種ぐらいが商業栽培されております。
ブドウの原産地は“アメリカ”と“ヨーロッパ”です。世界的には生産量の約80%以上がワインに利用されていると言われていますが、日本国内では約80%以上が生食用となっております。
アメリカブドウは北米が原産で、古くから自生されていました。日本で本格的に栽培が行われるようになったのは明治時代に入ってからですが、山梨県原産の「甲州ぶどう」は、鎌倉時代初期にはすでに栽培されていたようです。
赤、淡紅、紫赤、紫黒、緑と色とりどりの品種があるブドウは、見ているだけでもワクワクしてきます。
紫黒色の巨峰は、今月がちょうど旬を迎え味もよく店頭でも見かけることが多いと思います。紫黒色のブドウの特徴で皮にアントシアニンが多く含まれており、悪玉コレステロールの発生を防ぎ血液をキレイにする働きがあるといわれています。
ブドウの甘さは、果糖とブドウ糖です。体の中で素早くエネルギー源となるので、疲労や体力の回復効果が期待できます。
手軽に食べるには、そのままぱくりと皮ごとお召し上がりください。
またサンドイッチ用のパンに、水切りヨーグルトと生クリームを2:1の割合で合わせたものをパンに塗り、カット面が中心になるようブドウを並べて、好みのフルーツと共にフルーツサンドはいかがでしょうか??
水切りヨーグルトも入っているので、高カロリーにならず糖質・乳製品・ビタミンをバランスよく摂ることが出来ます。
また干しブドウは、鉄分をとることが出来るので貧血の方にはお勧めです。ビタミンCと共にいただき鉄分吸収アップが期待されます。
アスリートが不足しがちな鉄分・疲労回復の糖質類を含むブドウを食べてスポーツの秋を楽しんでください。
 
2018.9.18

アスリートフードマイスター埼玉コミュニティー

スポーツ栄養をもっと身近に。 埼玉から『食』発信! 【アスリートフードマイスター埼玉コミュニティー】

0コメント

  • 1000 / 1000